ベテラン、Z.ジョンソンの絶妙パットに称賛の反響 男子ゴルフの全米オープンが17日、米ニューヨーク州のウイングドフットGCで開幕した。ボールが止まらない凶悪なグリーンが大会前から話題を呼んでいたが、メジャー2勝のベテラン、ザック・ジョンソン…

ベテラン、Z.ジョンソンの絶妙パットに称賛の反響

 男子ゴルフの全米オープンが17日、米ニューヨーク州のウイングドフットGCで開幕した。ボールが止まらない凶悪なグリーンが大会前から話題を呼んでいたが、メジャー2勝のベテラン、ザック・ジョンソン(米国)が熟練のパッティングを披露。大きくカップをオーバーさせながらも、傾斜を使って反転するように戻りカップインさせる実際の映像を大会が公開。米ファンからは「今まで見てきた中で最高のパット」「これはマジなのか?」などと驚きの声が上がっている。

 見事にラインを読み切った。1番。グリーン左奥からのバーディーパットは、カップまで10メートルはある。しっかりと打ち出したボールはカップの右を通り、大きく越えた。距離感を間違えたのか……だが次の瞬間だ。

 3メートルほどオーバーしたところで、ボールが急に向きを変えた。180度近く反転してカップ方向へコロコロと転がる。完全にラインに乗ったボールは見事にカップへ消えた。

 驚きの“160度パット”を全米オープンの公式ツイッターが「さあ躊躇せずやろう」と添えて動画付きで投稿。すると米ファンからは「ただただクレイジー」「このマジックを見てくれ」「クールだ!」「これはマジなのか?」「アメージング」「今まで見てきた中で最高のパット」「冗談だろ?」などと驚きの声が続々と集まっている。

 2007年のマスターズを制した44歳ジョンソンは4バーディー、4ボギーのイーブンパー、首位と5打差の暫定22位で初日を終えた。難コースの決戦はどんなドラマを生むだろうか。(THE ANSWER編集部)