男子テニスの最終戦ATPワールドツアー・ファイナルを終え、錦織圭が今シーズンを振り返った。下の世代からの突き上げを感じながらも、「4位、3位にに入れる能力はある」と自己分析している。ファイナルの錦織はラウンド・ロビンを1勝2敗で突破。準決勝…
男子テニスの最終戦ATPワールドツアー・ファイナルを終え、錦織圭が今シーズンを振り返った。下の世代からの突き上げを感じながらも、「4位、3位にに入れる能力はある」と自己分析している。
ファイナルの錦織はラウンド・ロビンを1勝2敗で突破。準決勝でノバク・ジョコビッチと対戦したが1-6、1-6のストレートで敗れた。今シーズンの最終ランキングは5位で終えている。
錦織は自己最多を更新する年間58勝を挙げたシーズンについて、「一番勝った年というのは大きな意味がある。でも、大きな大会でどれだけ勝てるかだと思う。今年はマスターズの決勝へ行けたり、全米オープンでベスト4に入ったり、そういう結果が増えないといけない。それがさらに去年よりできている」と冷静に振り返った。
「自分で言うのもあれですけど4位、3位に入っていける能力はあると思う。自分がトレーニングを積んで、しっかり練習していけば可能だと思う。(ドミニク・)ティエムや(ダビド・)ゴファンら新しい選手もそろそろ来ると思うし、これから来年、再来年と変わっていくと思う。なるべく上位にいられるようにしたい」
錦織圭 参考画像(2016年11月19日)(c) Getty Images