ユニセフとリーガ・エスパニョーラのバルセロナは11月19日、パートナーシップ10周年イベントをチームの本拠地カンプ・ノウ・スタジアムで開催した。イベントでは、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長とユニセフ事務局次長ジャスティン・フ…

ユニセフとリーガ・エスパニョーラのバルセロナは11月19日、パートナーシップ10周年イベントをチームの本拠地カンプ・ノウ・スタジアムで開催した。

イベントでは、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長とユニセフ事務局次長ジャスティン・フォーサイス氏が主催した記念試合バルセロナ対マラガ戦が行われた。特別観戦席にはカタルーニャ地方全土の学校から130人以上の子どもたちが招待され、試合を観戦。さらに22人の子どもたちは、フィールドから応援するチャンスを得た。

また、バルセロナとユニセフは、今年はじめにパートナーシップ契約の更新を発表。バルセロナはユニセフへの年間支援額を150万ユーロから200万ユーロに引き上げた。ユニセフはこの資金を通して、ブラジル、中国、ガーナ、南アフリカの子どもたちが体育やスポーツ、遊びに参加できる機会を得られるプログラムの支援を行う。

この10年間のパートナーシップでは、アンゴラ、マラウイ、スワジランドの100万人以上の子どもたちに対して質の高い教育、スポーツや遊びを提供。HIV感染予防を支援している。

バルセロナのバルトメウ会長は、「子どもたちによって埋め尽くされた特別観戦席の光景は、カンプ・ノウ・スタジアムの歴史的なイメージとなって私たちの脳裏に焼き付き、これからもユニセフと共に子どもたちのために活動を続けていく原動力となります。私たちは単なるいちサッカークラブであることを超えて、挑戦していきます」とコメントしている。

ウガンダで行われたバルセロナレジェンドの試合を観戦する人々(c) UNICEF_UN05036_Sibiloni

ウガンダで行われたバルセロナレジェンドの試合を観戦する人々(c) UNICEF_UN05036_Sibiloni