「全米オープン」で素晴らしいプレーを見せ、決勝でも大坂なおみ(日本/日清食品)から第1セットを奪う健闘の末に惜敗したビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)。彼女の快進撃の陰にあった秘密兵器について、米テニスメディアBaselineが報じた。【動画】2020年全米OP女子シングルス決勝のアザレンカーのスーパープレー集

アザレンカが明かした秘密兵器とは、お母さんの手料理だった。今大会ではセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)やミロシュ・ラオニッチ(カナダ)ら数人の選手がホテルではなく家を借りており、アザレンカもその一人だった。そしてアザレンカは、3歳の息子レオくんの世話をしてもらうため、母親も一緒に連れて来たのだ。

今大会の好結果により世界ランキング27位から14位にジャンプアップしたアザレンカは、母の手料理について語った。「母の料理はとにかく最高なの。ミシュランの星をもらっているレストランに行ったこともあるけど、母の料理はどんなプロにだって負けないわ」

今回、選手たちは感染予防対策のため外のレストランに行くこともできなかったが、アザレンカはレストラン級の料理を得るためにUber Eatsを頼む必要さえなかった。

「母は時にはメインディッシュを2種類作ってくれたりするの。本当にレストラン並みよ。私はその美味しい食事に慣れてしまっているの。私のチームもね。私たちはバブル(感染予防対策のための閉じられた環境)の中でも手作りの料理を食べさせてもらっている。私の大きな強みだと思うわ」

家庭料理でパワー十分のアザレンカは準決勝ではママさん対決となったセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)に逆転勝ちし、2013年の「全米オープン」以来、出産後は初となるグランドスラム決勝進出を果たした。惜しくもグランドスラム3度目の栄冠は逃したが、母の手料理という「秘密兵器」の効力は素晴らしかったようだ。

セレナとの対戦前にアザレンカは次のように語っていた。

「私は最高の選手と戦うのが好き。それこそ自分のレベルがわかる、最高のチャレンジよ。そのために必死で努力してる、最大の舞台で、最高の相手と戦うためにね。そのチャレンジが大好きなの」

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのアザレンカ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)