現地15日の「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/9月14日~9月21日/クレーコート)大会2日目。世界50位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が、世界39位のミオミル・キツマノビッチ(セ…

現地15日の「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/9月14日~9月21日/クレーコート)大会2日目。世界50位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が、世界39位のミオミル・キツマノビッチ(セルビア)と対戦。西岡が6-4、6-1で同大会本戦初勝利を飾った。また、クレーコートのマスターズ1000大会でも初勝利となった。【トーナメント表】錦織、西岡出場中!ATP1000 ローマ【関連動画】西岡良仁が全米オープン現地の情報をお届け!(マレー戦を終えて編)

相手のキツマノビッチは21歳の成長株。前週開催の「ATP250 キッツビューエル」では、初戦で錦織圭(日本/日清食品)を破り、そのままツアー初優勝を飾っていた。両者の過去の対戦成績は西岡の0勝1敗。2019年「ATP1000 インディアンウェルズ」では、西岡が第1セットを落としたところで途中棄権し敗れていたが、今回リベンジを果たした。

西岡は立ち上がりの第1セット第1ゲームでいきなりブレーク。良いスタートを切る。第4ゲームではアンラッキーなネットインでブレークバックを喫するが、すぐさま再度ブレークし、そのまま第1セットを奪う。

第2セットになると、キツマノビッチは先週5試合戦った疲労が見え、より精彩を欠く。西岡は緩急つけたロングラリーで相手を追いつめ、第2ゲームから6ゲームを連取して、勝利を決めた。

この試合で西岡はラリーを支配。ファーストサーブポイント獲得率は59%だったが、セカンドサーブポイント獲得率では86%を記録。相手のセカンドサーブでは60%をポイントに繋げ、5度のブレークに成功した。

勝利した西岡は2回戦で、第15シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 ローマ」での西岡良仁

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)