どこからでも、誰でも、世界大会へ挑戦できるブレイキンバトル
エナジードリンクのRed Bullが仕掛ける、世界最大のオンラインブレイキンイベント『Red Bull BC One E-Battle 2020』。
先日、予選となるファーストステージが終了し、世界中からエントリーが集まったBboy、Bgirlの中からトップ64が発表された。前回のBboy編に続き、今回は予選を勝ち抜いたダンサーの中から、注目のBgirlを紹介!
Bgirl TOP64 提供:Red Bull BC One
一昨年のスイス大会から、Bgirl部門のワールドファイナルが設立されたRed Bull BC One。第一回大会となった一昨年は、日本のAmiが優勝し、見事初代チャンピオンとなった。
2018年大会優勝のAmi / Photo by Kauki murata
昨年のインド大会は、ベスト4のうち3人が日本人という日本勢の圧倒的なパワーを見せたが、決勝まで駒を進めたAyumiがロシアのKastetに惜しくも敗戦し、2年連続の日本人チャンピオン誕生とはならなかった。
年々、シーンとして盛り上げるを見せるBgirlバトル。来年のワールドファイナル出場をかけた今大会は、果たして誰が優勝するのか?。
2019年大会優勝の Kastet / Photo by Kauki murata
TOP64 注目の Bgirl! 日本の若手Bgirl、昨年のワールドファイナル出場者、ユースオリンピックメダリストなど
過去、ワールドファイナルの舞台では、これまで二年連続でトップ4に日本人Bgirlが複数人勝ち残っていることもあり、今年も日本勢には注目が集まりそうだ。
2019年ワールドファイナル Ami VS Ayumi の日本人対決となったセミファイナル / Photo by Kauki murata
Bgirlの国内トッププレイヤーではAYUが注目のJapanese Bgirl。昨年行われた全日本ブレイキン選手権では準優勝を果たし、Red Bull BC One Cypher Japanへも出場経験もある。
スタイリッシュなフットワークを武器とするスタイルのAYUは、Red Bull BC One Bgirl ワールドファイナル初代チャンピオンのAmiの実の姉にあたる。
今回のE-Battleで優勝を果たし、来年のワールドファイナルで妹Amiとの姉妹対決を是非とも実現して欲しい。
AYU Photo by Kazuki murata
若手の日本人Bgirlでは、The floorriorzに所属するHONOKAA。ネクストジェネレーション世代を引っ張る10代のBgirlだ。
若くして、世界でもトップクラスのチームThe floorriorzの一員ということもあり、鍛え上げられたブレイキンスキルで、Bboy顔負けのムーブを連発。
過去には、 Red Bull BC One All StarsのメンバーであるTAISUKEが主催するバトル、 THE JAM での優勝経験もある。
日本の未来を担う若手Bgirlが、世界レベルのバトルでどこまで勝ち進めるか?注目したい。
HONOKKA Photo by Kazuki murata
日本のブレイキンシーンで長く活躍し、今では生徒を育てる立場でもある、レペゼンKEEP IT REALのERIも注目ダンサーの一人。昨年は、AYUと同じくRed Bull BC One日本最終予選のCypher Japanにも出場した。
ERIはブレイキンに限らず、オールスタイルなストリートダンスバトルでも国内の実績を持ち、フットワークやフロアで見せるブレイキンの技に加えて、立ちダンスでのグループやステップも彼女の スタイルの一つだ。
ERI photo by HAMASHOW
海外勢では、2018年にブエノスアイレスで行われた、ユース五輪での銅メダリストである、韓国のYellや、昨年のRed Bull BC One Bgirl ワールドファイナル出場者のJILOUなど、国際大会で実績を上げているBgirlが多数クレジット。
Yell Dean Treml/Red Bull Content Pool
JILOU Ali Bharmal / Red Bull Content Pool
どのBgirlが勝ち上がり、来年のワールドファイナル出場の切符を手に入れるのか?
9月16日発表予定のトップ32も要チェック!
文・秋山 真