現地14日の「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/9月14日~9月21日/クレーコート)大会初日。男子シングルス1回戦で、世界35位の錦織圭(日本/日清食品)が世界44位のアルベルト・…

現地14日の「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/9月14日~9月21日/クレーコート)大会初日。男子シングルス1回戦で、世界35位の錦織圭(日本/日清食品)が世界44位のアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)と対戦。錦織が第1セットを6-4で先取した。【トーナメント表】ATP1000 ローマ男子シングルス

両者の過去対戦成績は錦織の4勝1敗。最後に対戦したのは2016年の「リオデジャネイロオリンピック」で、今回約4年ぶりの対戦となる。錦織は復帰第1戦となった「ATP250 キッツビューエル」で初戦敗退となったが「100%ではなかったけれど、今日のプレーには満足しています」とATP(男子プロテニス協会)公式サイトで語っていた。復帰第2戦、そして「全仏オープン」に向けたクレーコートの大会でどのようなプレーを見せてくれるのか、期待がかかる。

第1セットは錦織のサービスゲームから始まった。第1ゲームでデュースまで持ち込まれたが、なんとかキープした。その後、第2、第3ゲームとお互いにサービスゲームをキープする立ち上がりとなった。

そこからもお互いにブレークポイントを握ることなく、キープしあって試合は進んでいく。

そして第8ゲームで30-40とされた錦織。両者通じてこの試合初となるブレークポイントを握られたが、ラリーを制してここをしのぎ、キープする。

ゲームカウント5-4で迎えた第10ゲーム、相手の2本のダブルフォルトで錦織が初めてブレークポイントを握ると、このチャンスを見事に活かしてブレークに成功。第1セットを先取した。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 ローマ」での錦織圭

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)