全米決勝で敗れたズベレフがティエムをSNSで祝福「もっとやりたいね」 テニスの4大大会・全米オープンは13日(日本時間14日)、男子シングルス決勝で世界ランク3位のドミニク・ティエム(オーストリア)が同7位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ…

全米決勝で敗れたズベレフがティエムをSNSで祝福「もっとやりたいね」

 テニスの4大大会・全米オープンは13日(日本時間14日)、男子シングルス決勝で世界ランク3位のドミニク・ティエム(オーストリア)が同7位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を2-6、4-6、6-4、6-3、7-6で破り、自身初の4大大会優勝を果たした。歴史的大逆転負けを喫したズベレフは試合後に悔し涙を流したが、自身のインスタグラムでは「素晴らしい試合を祝福。最高のバトルだった」と勝者を気丈に称賛している。

 まさかの逆転負けに涙があふれた。2セットを先取しながら、優勝に近づいた第3セット以降に逆襲を許し、最後はタイブレークの末に親友ティエムに敗れたズベレフ。4時間1分の死闘も、男子では24年ぶりのドイツ人選手による4大大会制覇はならず。表彰式のスピーチでマイクの前に立った際には、左手で目元を押さえるなど悔しさを隠さなかった。

 その後、ズベレフはインスタグラムに優勝が決まったティエムと抱擁をかわした写真を公開。文面には「ドミニク・ティエムの素晴らしい試合を祝福。最高のバトルだった。できることなら、もっと試合をやりたいね」とつづって勝者を称えた。コメント欄には、準Vの23歳を労う言葉が並んでいる。

「素晴らしいトーナメントだった、アレックス」
「偉大な大会になったよ、アレクサンダー・ズベレフ」
「最高のスポーツマンシップだ。良いテニスをこれからも続けてくれ!」
「君は全力でプレーした。これ以上、私たちから求めるものなんて何もない」
「そのまま頑張れ……」
「君の健闘が本当に誇らしい」
「どちらにも勝って欲しかった」
「どちらもトロフィーを掲げるに値した!」

 熱戦に敗れたズベレフだが、気丈な投稿が海外ファンの心を打っていた。(THE ANSWER編集部)