Jリーグは11月20日、J2リーグ第42節を行った。首位の北海道コンサドーレ札幌は最下位のツエーゲン金沢と対戦。0-0のスコアレスドローで勝ち点1を積み上げ、清水エスパルスの猛追を振り切り優勝と5年ぶりのJ1昇格を決めた。引き分け以上で優勝…
Jリーグは11月20日、J2リーグ第42節を行った。首位の北海道コンサドーレ札幌は最下位のツエーゲン金沢と対戦。0-0のスコアレスドローで勝ち点1を積み上げ、清水エスパルスの猛追を振り切り優勝と5年ぶりのJ1昇格を決めた。
引き分け以上で優勝が決まる札幌は失点を避け、堅実に戦うスタイルで最終節に臨んだ。一方の金沢も降格争いのライバルだったギラヴァンツ北九州が他会場で敗れると、安全第一の姿勢に切り替える。
終盤は互いにリスクを負わずボール回しに終始する試合となった。
この試合にファンからは、「札幌は魅せるのではなく、プロとして結果を出す試合だった。その目的をしっかり果たしていたと思う」「互いの利害関係が一致した」「ブーブー言う人は金沢にカウンターでやられて3位だったら責任取れるの?42試合の堂々たる結果」「双方のチームが真剣に良い結果を目指せば当然あの形になる」などの声が寄せられている。
この試合で勝ち点1を加えた金沢は最下位を脱出。21位でシーズンを終え、入れ替えプレーオフにJ2残留を賭ける。