大坂なおみVの全米OPは記録ずくめ テニスの4大大会・全米オープンは12日(日本時間13日)、女子シングルス決勝で世界ランク9位の大坂なおみ(日清食品)が同27位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を1-6、6-3、6-3で破り、2年ぶり…

大坂なおみVの全米OPは記録ずくめ

 テニスの4大大会・全米オープンは12日(日本時間13日)、女子シングルス決勝で世界ランク9位の大坂なおみ(日清食品)が同27位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)を1-6、6-3、6-3で破り、2年ぶり2度目の優勝を飾った。WTA公式メディアは大坂の記録を紹介。1980年以来初めての記録も生まれた。

 WTA公式メディア「WTAインサイダー」は、公式ツイッターで大坂の記録を紹介した。「これは、1980年以来初めて全米オープン女子準決勝と決勝はすべて3セットで決まりました」と説明。準決勝では、大坂がジェニファー・ブレイディ(米国)に7-6、3-6、6-3、アザレンカがセリーナ・ウィリアムズ(米国)に1-6、6-3、6ー3で勝利を収めた。準決勝と決勝の3試合がフルセット決着となったのは40年ぶりの接戦続きだったという。

 さらに大坂は18年全米、19年全豪、今大会と4大大会決勝は3戦3勝。同ツイッターは「4大大会で自身初の決勝進出から3戦連続で決勝を制したのは、ジェニファー・カプリアティ以来(01全豪、01全英、02全豪)」と勝負強さに触れ「オオサカは、4大大会で準々決勝以降は負けなし(9勝0敗)」と付け加えている。13歳でプロ転向し、4大大会通算3勝のカプリアティは天才少女と呼ばれていた。

 今大会は7試合で4度のフルセットマッチを制した。同ツイッターによると、2年前に優勝した全米以降、4大大会でフルセットにもつれ込んだ試合は12戦全勝。粘り強さも浮き彫りとなっているようだ。(THE ANSWER編集部)