「全米オープン」で2年ぶり2度目、そしてグランドスラム3度目の優勝を飾った大坂なおみ(日本/日清食品)。女子テニスは群雄割拠の時代が続いているが、大坂がまた一歩抜け出したことになる。その大坂の…

「全米オープン」で2年ぶり2度目、そしてグランドスラム3度目の優勝を飾った大坂なおみ(日本/日清食品)。女子テニスは群雄割拠の時代が続いているが、大坂がまた一歩抜け出したことになる。その大坂のグランドスラムでの「勝負強さ」を示す数字が3つある。【実際の動画】2度目の全米OP頂点に!大坂なおみvsアザレンカ/全米OP女子決勝&表彰式【実際の動画】大坂なおみ、コートに寝転び優勝の喜びを噛みしめる

■「全米オープン」女子シングルスで26年ぶり!1セットダウンからの逆転優勝

大坂はこの試合第1セットを1-6で落としてから、6-3、6-3と奪い取り逆転優勝。1セットダウンからの逆転優勝は、1994年のアランチャ・サンチェス ビカリオ(スペイン)以来となった。フルセットにもつれること自体、この26年間で6試合目。いかに「全米オープン」決勝での逆転勝利が難しいか分かる。

■大坂は2018年「全米オープン」から、グランドスラムのフルセット試合で12連勝

大坂は初のグランドスラム制覇となった2018年「全米オープン」から、グランドスラム7大会でフルセットになった場合、すべて勝利しこれで12連勝となった。

■グランドスラムで初の決勝進出から、決勝で3連勝は18年ぶり

大会公式Twitterによると、グランドスラムで初めて決勝へ進出してから、決勝で3連勝するのは、2002年「全豪オープン」を制したジェニファー・カプリアティ(アメリカ)以来18年ぶりとなった。

今大会でも勝負強さを見せつけた大坂。崩れそうな場面で幾度も踏ん張り、立ち上がってきた。大坂のこれからの活躍からますます目が離せない。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での大坂なおみ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)