現地11日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会12日目。男子シングルス準決勝で、第2シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第3シードのダ…

現地11日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会12日目。男子シングルス準決勝で、第2シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦する。両者の試合は日本時間8時頃に開始予定。【LIVE速報】ティーム VS メドベージェフ 全米OP準決勝【トーナメント表】全米OP男子シングルス

両者の過去対戦成績はティームの2勝1敗だが、最後に対戦した2019年「ATP1000 モントリオール」ではメドベージェフがストレートで勝利した。

ティームは今大会準々決勝で、第21シードの世界28位アレックス・デミノー(オーストラリア)にストレートで勝利し、初の同大会ベスト4進出。一方の前年準優勝者メドベージェフは、準々決勝で第10シードの14位アンドレイ・ルブレフ(ロシア)との同郷対決を制した。

ティームは記者会見でメドベージェフについて「彼はBIG3に迫るレベルだと思う。彼はどんなに長い試合でもトップレベルで戦るんだ。それは本当に、とても難しいことだ」と話した。

「でも楽しみだよ。ファンがいなくても大舞台になると思う。素晴らしい準決勝になると思うよ」

一方のメドベージェフは「ティームはとてもアグレッシブで、フォアハンドですべてを持っていこうとする」「タフな相手だ」と警戒している。

今大会の男子シングルスはノバク・ジョコビッチ(セルビア)のまさかの失格により、2014年「全米オープン」のマリン・チリッチ(クロアチア)以来グランドスラム22大会ぶりに新チャンピオンが誕生する。

グランドスラム初優勝を目指し、激化する争い。準決勝でのティームとメドベージェフのプレーに注目が集まる。

テニスデイリーでは、サイト上で試合速報を無料で行う予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真はティーム(左)とメドベージェフ(右)

(Getty Images)