サッカーにおいて個の力は非常に大事な要素の一つである。しかし、チームとして選手たちがひとつになった時にこそ、素晴らしいプ…

サッカーにおいて個の力は非常に大事な要素の一つである。しかし、チームとして選手たちがひとつになった時にこそ、素晴らしいプレーが生まれる。

『Team Goals』では、流れるような連携から生まれた美しいゴールを紹介。今回はレアル・マドリーのベルギー代表FWエデン・アザールがチェルシー時代に決めたゴールだ。

リールでブレイクを果たしたアザールは、2012年夏にチェルシーに移籍すると、豊富なタレントが揃うチームでもすぐさまエースとして定着した。

圧倒的な個人技で活躍を続けたアザールだったが、2018年2月12日に行われた、プレミアリーグ第27節のWBA戦では、チームメイトとの見事な連携からゴールを奪っている。

0-0で迎えた25分、ボックス右の際で、相手DFを背負った状態でボールを持ったアザールは、体の強さを見せボールをキープ。細かいタッチでポジションを少し変えると、アウトサイドでボックス内のFWオリヴィエ・ジルーにパスを送り、自らもボックス内に走る。

ジルーは体を上手く相手に当てて、アザールが抜け出すスペースを作りながらボールを落とす。ジルーからのリターンを受けたアザールはこれをしっかりゴール左に決め、見事な連携から先制点を決めた。

このゴールで勢いに乗ったチェルシーは3-0で試合に勝利している。