現地10日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会11日目。女子シングルス準決勝で、第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が、世界41位で第28…

現地10日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会11日目。女子シングルス準決勝で、第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が、世界41位で第28シードのジェニファー・ブレイディ(アメリカ)と対戦。大坂が7-6(1)、3-6、6-3でフルセットの末勝利し、2年ぶりの決勝進出を果たした。【トーナメント表】全米OP女子シングルス【実際の動画】大坂なおみの「倍返し」パワフルショット!

セットカウント1-1で迎えた第3セットは大坂のサービスゲームからスタート。第2セットを落とした大坂だが、気持ちを切り替えて第1ゲームをラブゲームでキープした。

そして両者サービスキープで迎えた第4ゲームで15-40とし、この試合初となるブレークポイントを握った大坂。このチャンスで見事にブレークした大坂が、初めてのリードを奪った。

ブレーク直後の第5ゲームをキープした大坂は、第6ゲームでも15-40とチャンスを作った。しかしここはブレイディにしのがれ、リードを広げることはできない。

続く第7ゲームをキープし、ブレーク1つの差を守る大坂。そして第9ゲームが大坂のサービング・フォー・ザ・マッチに。これをしっかり守り切り、2年ぶりの決勝へと駒を進めた。

勝利した大坂は、この後行われる、第3シードの世界8位セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)対世界27位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)の勝者と決勝で対戦する。

セレナは同大会6度制覇、そして2年連続準優勝中。アザレンカは前哨戦で優勝、そして2012年・2013年に準優勝と、どちらが来ても今大会最もタフな相手になることは間違いない。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での大坂なおみ

(Photo by Al Bello/Getty Images)