「バークレイ ATPワールドツアー・ファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月13~20日/賞金総額750万ドル/室内ハードコート)のシングルス準決勝で、第1シードのアンディ・マレー(イギリス)が第4シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)…

 「バークレイ ATPワールドツアー・ファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月13~20日/賞金総額750万ドル/室内ハードコート)のシングルス準決勝で、第1シードのアンディ・マレー(イギリス)が第4シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を5-7 7-6(5) 7-6(9)で下して決勝進出を果たした。試合時間は3時間38分。

 この結果でマレーはラオニッチに8連勝で、対戦成績を9勝3敗とした。今シーズンのグランドスラムでは1月の全豪オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の準決勝と7月のウィンブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の決勝で対戦し、いずれもマレーの勝利。前回の対戦は8月のシンシナティ(ATP1000/ハードコート)の準決勝で、マレーが6-3 6-3で勝っていた。

 今大会に3年連続8度目の出場となる29歳のマレーは、4度目の決勝トーナメントで初の決勝進出。これまでは2008年、10年、12年の準決勝進出が最高成績だった。昨年はラウンドロビン1勝2敗でグループリーグ敗退に終わっていた。

 ATPワールドツアー・ファイナルズはATPツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる大会。4人ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名ずつが決勝トーナメントに進出する。

 マレーは地元イギリスでの初優勝をかけた決勝で、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第5シードの錦織圭(日清食品)の勝者と対戦する。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)