今年の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)はウイルス感染予防策のため、一般の観客は誰も会場に入ることができない。人々が恋しく思う会場での経験は、試合…

今年の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)はウイルス感染予防策のため、一般の観客は誰も会場に入ることができない。人々が恋しく思う会場での経験は、試合を見ることだけではない。米テニスメディアのBaselineが伝えている。【実際の写真】全米OP特製カクテル「ハニーデュース」

「全米オープン」を見に行ったら欠かせない体験の一つが、大会特製カクテル「ハニーデュース」を飲むことだ。ウォッカ、レモネード、ブラックラズベリーのリキュールで作られた暁色のカクテルには、丸くくり抜かれた浅緑色のハネデューメロンが添えられていて、「全米オープン」ロゴ入りグラスで供される。

選手たちは、今年もそれを飲むことができる。選手たちの宿泊するホテルの外で、マンハッタンから呼び寄せられたバーテンダーが作ってくれるのだ。

だが選手たちだけではない。ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、サンフランシスコ、ダラス、オースティン、ワシントンD.C.の住民には、このカクテルが作れるセットを自宅へ届けてくれるというサービスも登場した。

「全米オープン」会場でハニーデュースを飲むことを毎年の恒例行事にしているファンは、今年もテレビの前でそれを続けていることだろう。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」特製カクテルの写真

(Photo by Monica Schipper/Getty Images for Grey Goose)