現地10日、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)女子シングルス準決勝に臨む、第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)。次戦の相手は、第28シードの世…
現地10日、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)女子シングルス準決勝に臨む、第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)。次戦の相手は、第28シードの世界41位ジェニファー・ブレイディ(アメリカ)だ。今回はそのブレイディを紹介する。【トーナメント表】全米OP女子シングルス【動画】大坂なおみ 絶好調のプレー!ピンチゼロで勝利
1995年生まれ、現在25歳のブレイディ。身長は178cmだ。WTA(女子テニス協会)公式サイトによると、7歳でテニスを始めた彼女。カリフォルニア大学ロサンゼルス校でもプレーし、2014年にはチームの一員として全米大学テニス選手権優勝に貢献した。
現時点のキャリアハイは、今シーズン8月17日に記録した世界40位。今シーズンは、1月の「ブリスベン国際」で世界1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)を破り、トップ10から初勝利を挙げた。さらに8月の「トップシード・オープン」ではキャリア初のタイトルを獲得し、勢いに乗っている。
そして今大会は、ここまで1セットも落とすことなく勝ち上がってきた。4回戦では第17シードの世界23位アンジェリック・ケルバー(ドイツ)に、準々決勝は第23シードの35位ユリア・プティンセバ(カザフスタン)に快勝している。
準決勝で顔を合わせる大坂とブレイディは、今回が下部大会も含めて3度目の対戦となる。過去対戦成績は1勝1敗で、最後に対戦した2018年「ボルボ・カー・オープン」では大坂がストレートで勝利した。
大坂は記者会見で、ブレイディについて「プティンセバとの試合を見ていました。彼女が大きな脅威であることは間違いありません」と警戒している。
一方のブレイディは「彼女は明らかに素晴らしい選手。とてもパワフルで、ビッグサーブ、ベースラインからの強力なショット、連続で来る強打があるわ」と話した。
2度目の「全米オープン」優勝まであと2勝と迫る大坂。準決勝でも、素晴らしいプレーを見せることが期待される。両者の試合はセンターコートのナイトセッション第1試合で、日本時間11日8時から開始予定だ。
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【ブレイディのプロフィール】
■生年月日
1995年4月12日(25歳)
■身長
178cm
■利き腕/バックハンド
右/両手
■「全米オープン」過去の最高成績
4回戦(2017年)
■キャリア通算シングルスタイトル数
1個
■2020年、「全米オープン」前までの戦績
17勝6敗
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全米オープン」でのブレイディ
(Photo by Al Bello/Getty Images)