「10・31」決戦へ意気込むマロニー「これぞオレが目指しているところだ」 ボクシングの米興行大手・トップランク社は8日(日本時間9日)、プロモート契約を結ぶWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が、10月31日(同11月…

「10・31」決戦へ意気込むマロニー「これぞオレが目指しているところだ」

 ボクシングの米興行大手・トップランク社は8日(日本時間9日)、プロモート契約を結ぶWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が、10月31日(同11月1日)に米ラスベガスのMGMグランドでWBO同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)と対戦することを発表した。モンスターに挑むマロニーは「世界を震撼させる時が来た!」と豪語。大番狂わせに燃えている。

 井上同様トップランク社と契約するマロニーもモンスターとのタイトルマッチ正式発表を受けて、自身のツイッターを更新。並々ならぬ闘志をたぎらせている。

「10月31日WBA、IBF、リングマガジンの世界タイトルをかけて、ラスベガスでオレはナオヤ・イノウエと戦う。最高の存在になるためには、最高を倒さなければいけない。これぞまさにオレが目指しているところだ。この巨大なチャンスを与えてくれたトップランクに感謝する。世界を震撼させる時が来た!!」

 リング誌選定のパウンド・フォー・パウンド(PFP)で3位に選出されている井上を「ベスト」とリスペクトしたマロニーだが、大番狂わせの野望をたぎらせている。

 29歳のマロニーはキャリア21勝1敗。2018年10月、WBSS初戦で前IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に判定負けしたのがプロ唯一の黒星。今年6月には米・ラスベガスでの同級10回戦でレオナルド・バエズ(メキシコ)に7回終了TKO勝ちを収めている。マロニーにとっては待望の世界戦になる。(THE ANSWER編集部)