マロニーの母国、豪メディアも正式決定を速報 ボクシングの米興行大手・トップランク社は8日(日本時間9日)、プロモート契約を結ぶWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が、10月31日(同11月1日)に米ラスベガスのMGMグ…

マロニーの母国、豪メディアも正式決定を速報

 ボクシングの米興行大手・トップランク社は8日(日本時間9日)、プロモート契約を結ぶWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が、10月31日(同11月1日)に米ラスベガスのMGMグランドでWBO同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)と対戦することを発表した。決定直後、豪メディアは「世界のボクシングで最も困難な任務」と自国ファイターの次戦を悲観的に報じている。

 オーストラリアのボクシング専門メディア「Aus-Boxing.com」は公式ツイッターで「正式決定。世界のボクシングで最も困難な任務だ。ジェイソン・マロニーが11月1日、バンタム級の2つの王座をかけて、ナオヤ・イノウエに挑戦する」と報じた。

 井上の戦績は19勝(16KO)に対し、マロニーは21勝(18KO)1敗。マロニーの黒星は井上が昨年優勝したワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)初戦のWBSS初戦で前IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に判定負けしたのが唯一の黒星だ。一方の井上はWBSS準決勝でそのロドリゲスを圧倒。2回TKOで圧勝していた。

 同メディアが独自選定しているオーストラリア人ファイターのPFPで2位に選出されるほど高評価のマロニーだが、流石にモンスター相手は分が悪いと見られているようだ。(THE ANSWER編集部)