現地8日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会9日目。女子シングルス準々決勝で、第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界93位のシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)と対戦。大坂が第1セット…

現地8日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会9日目。女子シングルス準々決勝で、第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界93位のシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)と対戦。大坂が第1セットを6-3で先取した。【トーナメント表】全米OP女子シングルス

両者は過去に下部大会を含めて3度対戦しており、大坂が全敗。しかし、最後に対決したのは2017年「ボルボ・カー・オープン」の3回戦とかなり以前のことになる。当時の大坂はまだツアー優勝もしておらず、世界49位だった。あれから成長した大坂がロジャーズから初勝利をあげ、ベスト4進出を果たせるか、注目される。

第1セットは大坂のサービスゲームから始まった。序盤からお互いサービスゲームをキープし合う展開が続いた。

ロジャーズは緩急織り交ぜたサーブとショットを繰り出し、大坂はチャンスを作り出すことがなかなかできない。しかし大坂も負けじと第3、第5ゲームをラブゲームでキープし、ロジャーズに隙を見せない。

そして第6ゲームで両者通じて初となるブレークポイントを大坂が握った。一旦はしのがれたが、デュースで粘る大坂が2本目のブレークポイントをしっかりと決め、1ブレークアップとした。

続く第7ゲームで大坂がダブルフォルトをしてしまい、デュースにもつれ込む。ラリーでスマッシュを決められてブレークポイントを握られると、ロジャーズにリターンエースを決められ、ブレークバックを喫した。

諦めない大坂は第8ゲームで0-40と大きなチャンスを迎えると、長いラリーを制して再びブレークに成功。そして続く第9ゲームを守りきった大坂が第1セットを先取した。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での大坂なおみ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)