サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出される…

サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。

この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。

今回は、元ブラジル代表MFミシェウ・バストスがリヨン時代に決めたフリーキックだ。

ブラジルで天才と呼ばれ、鳴り物入りでフェイエノールトに加入するも、プロデビューはレンタル先のエクセルシオールだったバストス。一度ブラジルに戻り、2006年のリール移籍で再渡欧すると、2009年に加入したリヨンでは公式戦142試合に出場し35ゴールを記録した。

2013年冬にシャルケと活躍の場を移したバストスだが、移籍直前の2012年12月9日に行われたリーグ・アン第16節のサンテチェンヌ戦では強烈なFKを決めている。

0-0の56分に退場者を出したリヨンだったが、65分にゴール正面でFKを獲得する。ゴールまでの距離は少しあったものの、バストスは全力の助走から左足を一閃。強烈なシュートは壁を抜けると、相手GKの手前でバウンドし、そのままゴールネットを揺らした。

コースはほぼ正面だったものの、無回転シュートをバウンドさせて相手GKの算段を狂わせたバストス。リヨンはこのリードを死守し、1-0で勝利を飾った。