現地6日の「全米オープン」男子シングルス4回戦で、線審の首元にボールを打ってしまい、失格となった第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)。そのジョコビッチについてニック・キリオス(オースト…

現地6日の「全米オープン」男子シングルス4回戦で、線審の首元にボールを打ってしまい、失格となった第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)。そのジョコビッチについてニック・キリオス(オーストラリア)がTwitterで皮肉を込めた投稿をしている。【実際の動画】ジョコビッチが失格となった行為。誤って線審にボールを打ってしまう【実際の投稿】キリオス「もし俺だったら何年出場停止?」。Twitterでの投票結果は…

キリオスは、もしそれがジョコビッチじゃなくて自分だったとして、「ボールキッズの喉へぶつけたら、何年出場停止になる?」と投稿。しかもTwitterの投票機能を使っており、5年、10年、20年の3択から選べるようになっていた。

投稿から24時間で投票は締め切られ、結果は5年が31.4%、10年が16.8%、20年が51.8%。また総投票数は20万票を超えていた。

キリオスにとっては悪い冗談だったが、「何年も出場禁止になることはない。誰でも同じように扱われるべきだ」、「4回戦で失格するには、まず4回戦まで進出しないといけない。彼の方が17倍優れていることを認めろよ」といった批判的なコメントも寄せられている。

また失格となったジョコビッチは、その後Instagramで「線審の彼女にこのようなストレスを与えてしまい、非常に申し訳ありません。意図的ではありませんでした。でも間違っていました」と、謝罪メッセージを投稿している。

ジョコビッチの敗退により、グランドスラム男子シングルスは、2014年「全米オープン」のマリン・チリッチ(クロアチア)以来、22大会ぶりに新チャンピオンが誕生することが確定。誰がその座を掴むか注目される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのキリオス

(Photo by Daniel Pockett/Getty Images)