パリ・サンジェルマン(PSG)のドイツ代表MFユリアン・ドラクスラー(26)が退団の可能性を示唆している。ドイツ『SPO…

パリ・サンジェルマン(PSG)のドイツ代表MFユリアン・ドラクスラー(26)が退団の可能性を示唆している。ドイツ『SPOX』が報じている。

2017年1月にヴォルフスブルクから加入したドラクスラーは、ここまで公式戦140試合に出場し、20ゴール32アシストの数字を残している。ただ、途中出場の多さや、本職ではないセントラルMFでの起用など、便利屋としての扱われ方が目立ち、完全に脇役に甘んじている。

そういった状況もあり、ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督から、「彼が定期的にプレーするため、新たな一歩を踏み出すことが重要だ」と、移籍を促す趣旨の発言も出ている。

ドラクスラー自身も代表チームにおける自身の微妙な立場を理解しており、1-1のドローに終わったUEFAネーションズリーグのスイス代表戦後には退団の可能性を示唆するコメントを残している。

「何か知っていることがあれば、教えてあげるつもりだったよ」

「僕はここまでチャンピオンズリーグと代表戦に集中していた。だから、今後クラブに関して何が起きるかを見守ろうと思うよ」

また、PSGとの契約を2021年夏まで残す中で、移籍のタイミングは今夏か、あるいは契約満了となる来夏を考慮しているという。

「ウィンターブレークの期間は難しいと思う。6カ月の契約を残した状態で、PSGはフリートランスファーを認めてくれないと思うしね」

なお、過去にはミランやアーセナル、ヘルタ・ベルリンといったクラブからの関心が伝えられたドラクスラーだが、高額な年俸などの影響もあり、現時点で獲得に動いているクラブは報じられていない。