第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が失格となり敗退したことで、グランドスラム男子シングルスで22大会ぶりに新チャンピオンが誕生することとなった「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク…

第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が失格となり敗退したことで、グランドスラム男子シングルスで22大会ぶりに新チャンピオンが誕生することとなった「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)。現地7日の大会8日目は、前年準優勝の24歳ダニール・メドベージェフ(ロシア)が男子シングルス4回戦を戦う。【動画】ジョコビッチが失格となった行為。誤って線審にボールを打ってしまう【トーナメント表】全米OP男子シングルス

今大会第3シードのメドベージェフは、世界82位の22歳フランシス・ティアフォー(アメリカ)と対戦する。両者のツアー本戦での過去対戦成績はメドベージェフの2勝0敗。

また、第2シードの27歳ドミニク・ティーム(オーストリア)は第15シードの20歳フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と初対戦する。

グランドスラムで3度準優勝のティームが経験の差を見せつけるか。それとも、今回自身初のグランドスラムベスト16進出を果たしたオジェ アリアシムがこのまま勝利を重ねるか注目される。

前年の同大会4回戦と同じ顔合わせとなった、第6シードの24歳マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と第10シードの22歳アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は5度目の対戦に臨む。前年4回戦ではベレッティーニがストレート勝利、通算対戦成績はベレッティーニの3勝1敗だ。

そして、第21シードの21歳アレックス・デミノー(オーストラリア)は、今大会30代男子で唯一勝ち残っている世界94位の30歳バセック・ポスピショル(カナダ)と対戦する。

女子シングルス4回戦では、1月の「全豪オープン」優勝者で今大会第2シードのソフィア・ケニン(アメリカ)が第16シードのエリース・メルテンス(ベルギー)と対戦する。両者は過去2度対戦し、どちらもケニンが逆転勝利している。

第3シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)は、前哨戦の「ウェスタン&サザン・オープン」で敗れた相手である第15シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)とのリベンジマッチに挑む。

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【9月7日の注目ドロー】

◆「全米オープン」

男子シングルス4回戦

[15]フェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)対 [2]ドミニク・ティーム(オーストリア)

フランシス・ティアフォー(アメリカ)対 [3]ダニール・メドベージェフ(ロシア)

[6]マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)対 [10]アンドレイ・ルブレフ(ロシア)

バセック・ポスピショル(カナダ)対 [21]アレックス・デミノー(オーストラリア)

女子シングルス4回戦

[16]エリース・メルテンス(ベルギー)対 [2]ソフィア・ケニン(アメリカ)

[15]マリア・サカーリ(ギリシャ)対 [3]セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)

ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)対 [20]カロリーナ・ムチョバ(チェコ)

アリゼ・コルネ(フランス)対 ツベタナ・ピロンコバ(ブルガリア)

(テニスデイリー編集部)

※写真は左からティーム、メドベージェフ、ベレッティーニ、ルブレフ

(Getty Images)