「お腹がプヨプヨする」「足がパンパンなのですっきりさせたい」こんなお悩みをお持ちではありませんか?下半身太りはもしかしたらむくみのせいかも?むくみをとって下半身をすっきりさせる方法をお伝えします。・今すぐ読みたい→10キロ痩せたい!1か月…

 「お腹がプヨプヨする」「足がパンパンなのですっきりさせたい」こんなお悩みをお持ちではありませんか?

下半身太りはもしかしたらむくみのせいかも?むくみをとって下半身をすっきりさせる方法をお伝えします。

・今すぐ読みたい→
10キロ痩せたい!1か月でダイエットを成功させるおすすめ方法4選 https://cocokara-next.com/fitness/success-of-the-diet-in-one-month/

1 下半身太りってどんな状態?その原因とは


皆さんには「足首」がありますか?

鏡を背にまっすぐ立って確認してみてください。この時、アキレス腱がスッと出ていない方は「下半身太り」の可能性が大いにあります。

次に、太ももやお尻に手を当ててみましょう。温かいですか?それとも冷たいですか?

この時、冷たいと感じた方は下半身太りが慢性化しているかもしれません。

くるぶしやアキレス腱周りは毒素や老廃物が溜まりやすく、下半身の巡りが悪い人ほどここがつまりやすいと考えられています。また、脂肪や余分な水分は温まりにくく冷えやすいため、下半身太りには「冷え」がつきものです。

下半身の巡りが悪くなり冷えが生じるのは、骨盤のゆがみや筋力不足、食生活の乱れが原因の可能性があります。その結果、余分な水分(老廃物)が溜まり、「むくみ」につながるのです。

さらに、冷えた部分を温めようと脂肪がつくことで、下半身にお肉がつきやすくなり、ダイエットしてもなかなか痩せにくい体質になってしまいます。

この状態を「水太り」といいます。

また、女性は「子宮」を守るために、下半身に皮下脂肪がつきやすいと言われています。

2 塩分に注意!下半身太りで気をつけるべき食事とは



食生活で気をつけたいポイントは、「塩分の過剰摂取」です。塩分の摂りすぎにより血中の塩分濃度が高くなると、薄めようとして身体は自然と水分をため込みます。

この水分は重力で下半身に溜まりやすいため、むくみにつながるのです。

日本人の食塩摂取基準は「男性が7.5g未満、女性が6.5g未満」ですが、世界の食塩摂取目標は5gとされていて目標にほど遠い状態です。

むくみを予防するポイントと、おすすめの食材をまとめます。

・カリウムを摂る:体内の過剰な塩分を外へ出し、水分バランスを整えます。(ひじき・海苔・昆布・ほうれん草・バナナ)

・食物繊維で脂肪を排出:善玉菌を増やして代謝を上げます。水溶性と不溶性の食物繊維をバランス良く摂りましょう。(海藻類・キノコ類・ゴボウ)

3 手軽にできるむくみ解消法。下半身痩せにおすすめの運動やストレッチ

下半身の巡りを改善するには骨盤のゆがみを整えて筋力をつけることが大切です。そこで今回は、お家でできる骨盤矯正や普段の生活で気をつけたいポイントをご紹介します。

【骨盤の位置を整えるヨガ】

1 身体の下に四角形を作るように四つん這いになります。 このとき肩の下に手、お尻の下に膝がくるように意識しましょう。

2 手のひら1つ分、手を前に置きましょう。

3 ももの付け根を意識して、息を吐きながら右半円を描くように腰をかかとに近づけます。

4 今度は息を吸いながら左半円を描くように腰を動かして、手の方へ重心をあずけましょう。

5 呼吸を忘れずに右回り5回、左回り5回行いましょう。

6 最後にお尻をかかとにあずけ、呼吸を整えましょう。

【下半身の巡りを良くするストレッチ】


1 まずは足先からほぐしましょう。足の指を1本ずつ手で動かします。

2 手の指と足の指を絡めて足首を回します。

3 手の拳をつくり、アキレス腱周りを下から上へマッサージします。

4 ふくらはぎも下から上へマッサージし、膝裏を押して毒素を排出します。反対の足裏で踏んでほぐしても良いでしょう。

5 太ももも下から上へほぐし、脚の付け根を押します。

テレビを見ているときやお風呂に入っているときなど、すきま時間にできるといいですね。

【普段の生活で気をつけるポイント】

・立ち姿勢:腹筋を意識してまっすぐ立ちましょう。

・座り姿勢:脚を組むのは1番のNGポイントです。イスの浅い部分に座って骨盤から立たせた姿勢をキープしましょう。

・歩き方:履き慣れた靴の裏をチェックしましょう。靴の裏の削れ方が歩き方の癖であり、骨盤がゆがんでいる証拠です。骨盤から動かすことを意識してまっすぐ歩きましょう。

4 飲むだけで下半身がすっきり!デトックスできる漢方薬

「効率よく下半身太りを解消したい」
「忙しくて普段からセルフケアをする時間がない」

そんな方には漢方薬がおすすめです。一般的に、漢方薬は自然にある植物や鉱物などの生薬を組み合わせて作られており、西洋薬よりも副作用が少ないと言われております。ダイエットの効率を底上げし生活習慣の改善ではなかなか痩せられなかった部分をサポートしてくれます。


<むくみが気になる方向けの漢方薬>

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
水太りやむくみによって身体がぽっちゃりしがちな方向けの漢方です。
体内の余分な水を排泄して身体を引き締めます。

五苓散(ごれいさん)
胃腸が弱く下痢をしやすい方向けの漢方です。
水の巡りを整える5つの生薬が体の水分バランスを調節してむくみを改善します。

八味地黄丸(はちみじおうがん)
下半身の冷えや頻尿、腰痛がある方向けの漢方です。
水分代謝の要である「腎」に力をつけてむくみを改善します。

漢方薬を選ぶ際には自分の体質に合ったものを選ぶ事が大切です。体質に合っていない場合は、効果が出ないことや、副作用が出ることもあります。

あなたの下半身太りの原因が水太りではない可能性もありますので、購入時にはできる限り漢方に精通した医師、薬剤師等にご相談ください。

お手頃価格で不調を改善したい、という方には医薬品の漢方がおすすめ。スマホで気軽に専門家に相談できる「あんしん漢方」のような新しいサービスも登場しています。AI(人工知能)を活用し、漢方のプロが効く漢方を見極めて自宅に郵送してくれる「オンライン個別相談」が話題です。

●あんしん漢方

5 下半身太り(水太り)を解消して、すっきり美脚を手に入れよう


今回は、下半身太り(水太り)の原因であるむくみ解消法についてご紹介いたしました。

・下半身のむくみや冷えは、骨盤のゆがみや筋力不足、食生活の乱れが原因の可能性があります。
・塩分の摂りすぎに注意し、海藻類・食物繊維(野菜など)を積極的に摂りましょう。
・ヨガで骨盤のゆがみを解消し、ストレッチや運動で下半身の巡りを改善しましょう。
・漢方薬で水太りを解消しましょう。

太る原因は脂肪だと思われがちですが、水太りの方は身体の巡りを改善するだけで見た目がかなり変わってきます!

毎日続けて、むくみ知らずのバランスの良い身体を目指していきましょう。

[文:あんしん漢方]

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あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師 杉岡 弥幸

北里大学で生薬学を学び、卒業後は大手漢方専門店にて漢方薬剤師として勤務。現在は自身のダイエット経験や健康に関する知識を活かして、漢方や養生による体質改善方法をWeb等で発信している。

●あんしん漢方(オンラインAI漢方)