世界中で休むことなく紡がれ続けてきたフットボールの歴史の中で今日何が起こったのか。本日9月7日の出来事を振り返ってみよう…

世界中で休むことなく紡がれ続けてきたフットボールの歴史の中で今日何が起こったのか。本日9月7日の出来事を振り返ってみよう。

今回ピックアップするのは、1979年9月7日。元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナ氏を擁したU-20アルゼンチン代表が、日本で開催されたワールドユース選手権(現U-20ワールドカップ)で優勝した日だ。

◆日本に降り立った天才マラドーナ

1979年、ワールドユース選手権が日本で開催され、各国の有望な若手選手たちが日本に集結する中、一際注目を集める選手がいた。それが、U-20アルゼンチン代表としてこの大会に参加した、マラドーナだった。

わずか14歳でプロクラブのファーストチームに昇格し、大会が行われる1979年には既に国内リーグの得点王に輝いていたマラドーナは、この大会でも周囲の期待を上回る活躍を見せる。

キャプテンとしてチームを率いたマラドーナは、決勝までの5試合中4試合で5ゴールを挙げ、チームを決勝に導く。そして9月7日に行われた、ソビエト連邦との決勝戦でも得点を挙げ、6試合6得点の大活躍で母国の優勝の原動力に。大会MVPに選出されている。

圧倒的な攻撃力で世界のライバルを次々と倒していったこのユース代表チームについて、自身も後に「文句なしに自分のキャリアの中で一番素晴らしいチームだった」と振り返っている。

◆日本人サポーターもマラドーナに熱狂

一方開催国として初出場を果たした日本は、「世界での1勝」を目指して戦ったが、2分1敗で無念のグループステージ敗退している。

開催国日本が早々に大会から姿を消したものの、マラドーナの活躍を一目見ようと、大会の熱は冷めず、旧国立競技場で行われた決勝戦には、約5万2000人の観衆が訪れた。