「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)女子シングルスで、2年ぶりのベスト8進出を果たした大坂なおみ(日本/日清食品)。準々決勝の相手は、世界93位のシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)に決まった。【ト…

「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)女子シングルスで、2年ぶりのベスト8進出を果たした大坂なおみ(日本/日清食品)。準々決勝の相手は、世界93位のシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)に決まった。【トーナメント表】全米OP女子シングルス【実際の動画】大坂なおみ 絶好調!ピンチゼロで8強入り!

大坂は現地6日の4回戦で、第14シードのアネット・コンタベイト(エストニア)に6-3、6-4のストレートで快勝した。試合後の記者会見で「私にとって一番大事なことは、最初からポジティブでいて、相手を圧倒するようなつもりで試合に臨むことだと思います。それはかなりうまくいったと思います」と振り返った。

一方、次戦の相手ロジャーズは、4回戦で第6シードのペトラ・クビトバ(チェコ)を破っての勝ち上がり。

大坂とロジャーズは過去に下部大会も含めて3度対戦しており、大坂はまだ勝利したことがない。しかし、一番最後に対戦したのは2017年の「ボルボ・カー・オープン」3回戦。当時の大坂は世界49位、まだツアー優勝を果たす前だ。

大坂はロジャーズについて聞かれると「チャールストン(ボルボ・カー・オープン)でシェルビーと対戦したことを覚えています。随分と昔のことのような気がします。彼女の試合をもっと何試合か見ないといけません。彼女とクビトバの試合終盤の方も見ましたが、ウィム(コーチ)とも話をします」と答えた。

「以前のことを思い出すと、彼女は素晴らしいサーブを持っているし、リターンも上手だったと思います」

2018年の同大会で日本人として初のグランドスラム優勝を果たした大坂。今回はその時以来2年ぶりの「全米オープン」ベスト8進出であり、2度目の制覇を目指して順調に勝ち進んでいる。

大坂は「決勝まで行きたいですし、優勝したいです。そのためにここにいるので。もちろん、この位置まで来るのは久しぶりですけど、ただ本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。

「ここでプレーしている誰もが優勝を目指しているので、どの試合も闘いとなるでしょう」

大坂の準々決勝は、現地8日の大会9日目に行われる予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での大坂なおみ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)