72分で8強進出、次戦は3年ぶりにロジャースと対戦 テニスの4大大会・全米オープンは6日(日本時間7日)、女子シングルス4回戦で世界ランク9位の大坂なおみ(日清食品)が同21位のアネット・コンタベイト(エストニア)を6-3、6-4で下した。…

72分で8強進出、次戦は3年ぶりにロジャースと対戦

 テニスの4大大会・全米オープンは6日(日本時間7日)、女子シングルス4回戦で世界ランク9位の大坂なおみ(日清食品)が同21位のアネット・コンタベイト(エストニア)を6-3、6-4で下した。わずか72分で8強入りを決めた大坂。準々決勝では93位のシェルビー・ロジャース(米国)と対戦する。

 大坂は第1セットから強烈なサーブとストロークで圧倒。相手に一度もブレークポイントを握らせず、72分でストレート勝ちを収めた。

 優勝した2018年以来、2年ぶりの8強進出。4強入りをかけて争う相手は、4回戦で世界ランク12位のペトラ・クビトバ(チェコ)を破ったロジャースだ。

 27歳のロジャースはツアーでの優勝経験こそないが、大坂は2017年のボルボ・カーズ・オープンの準々決勝で敗れており、それ以来の対戦となる相手だ。WTA公式サイトでは大坂の次戦への意気込みを伝えている。

「私は長らく彼女と試合をしていません。だけど彼女が素晴らしい選手だということは知っています。前向きな気持ちで試合に臨むつもりです。私は彼女に1度も勝っていないので、私がこの試合ではアンダードックになると思います。また戦えることを幸せに思います」

 実績では上回る大坂だが相手へのリスペクトを忘れず、気を引き締めていた。準々決勝は8日(日本時間9日)に行われる。(THE ANSWER編集部)