テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は6日、女子シングルス4回戦が行われ、第4シードの大坂なおみが第14シードのA・コンタベイト(エストニア)を6-3, 6-4のストレートで破り、2018年以来2年ぶり2…

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は6日、女子シングルス4回戦が行われ、第4シードの大坂なおみが第14シードのA・コンタベイト(エストニア)を6-3, 6-4のストレートで破り、2018年以来2年ぶり2度目のベスト8進出を果たした。
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>>大坂ら全米オープン対戦表<<
この日、世界ランク9位の大坂は同21位のコンタベイトに対して序盤から高い集中力を発揮。第1ゲームでブレークする好スタートを切ると主導権を握り、強烈なサービスとストロークを武器に圧倒。第9ゲームでは鋭いリターンからポイントを獲得すると2度目のブレークに成功し、第1セットを先取する。
第2セットに入っても大坂の勢いは止まらず、フォアハンドの強打を決めるなどで第9・第10ゲームを連取。試合を通してファーストサービスが入った時に84パーセントの高い確率でポイントを取ると、コンタベイトに1度もブレークチャンスを与えず、ストレート勝ちをおさめた。
準々決勝では、世界ランク93位のS・ロジャース(アメリカ)と対戦する。ロジャースは4回戦で第6シードのP・クヴィトバ(チェコ)をフルセットで下しての勝ち上がり。
大坂は前哨戦のW&Sオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、WTAプレミア)で、ウィスコンシン州で起きた黒人男性が背後から銃撃された事件を受けて、人種差別の抗議の意を示した。これをきっかけに大会の準決勝が延期する事態が起きていた。
今大会では、人種差別への抗議の意を示すため、亡くなった黒人男性や黒人女性の名前がプリントされた黒いマスクをつけて入場している。
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