テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は6日、男子シングルス4回戦が行われ、第20シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)は思わぬ形でベスト8へ進出した。会見では、危険行為により失格となった第1シードのN・ジ…

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は6日、男子シングルス4回戦が行われ、第20シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)は思わぬ形でベスト8へ進出した。会見では、危険行為により失格となった第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)について「理解できるからショックだった。もちろん彼(ジョコビッチ)は故意ではないと思う」と語った。
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この日、ゲームカウント5−6とリードを許したジョコビッチは持っていたボールを軽く打ち、後方にいた線審の喉の辺りに直撃。地面に倒れる線審に対し、ジョコビッチは故意でないと弁解したが失格となった。
対戦したカレノ=ブスタは「彼がボールを打ったところを見ていなかった。振り返ったら線審が地面に倒れていた。このようなことは全く予測していなかった。あんなことを故意にやる人はいない。あの時は僕が彼のサービスをブレークして、それでボールを打っただけだろう。レフェリーたちも正しいことをしただろうけど、簡単なことではなかったと思う」と自身の見解を示した。
全米オープンで2017年以来3年ぶり2度目の4強入りを狙うカレノ=ブスタは準々決勝で、第7シードのD・ゴファン(ベルギー)と第12シードのD・シャポバロフ(カナダ)の勝者と対戦する。
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