陸上・富士北麓ワールドトライアル、標高1000m準高地で開催 陸上の富士北麓ワールドトライアルが6日、山梨・富士北麓公園陸上競技場で行われ、男子100メートルの1本目ではケンブリッジ飛鳥が10秒13(追い風0.6メートル)の組1着だったが、…
陸上・富士北麓ワールドトライアル、標高1000m準高地で開催
陸上の富士北麓ワールドトライアルが6日、山梨・富士北麓公園陸上競技場で行われ、男子100メートルの1本目ではケンブリッジ飛鳥が10秒13(追い風0.6メートル)の組1着だったが、200メートルは棄権した。標高約1000メートルの準高地で空気抵抗が小さいため好記録が出やすいとされる大会。来夏に東京五輪を控える中で力走したが、10月の日本選手権に向けて大事をとった。
ケンブリッジは8月29日のアスリートナイトゲームズイン福井の予選で3年ぶりに自己ベストを更新する10秒05をマーク。決勝でも10秒03で再更新し、好調ぶりを見せていた。「タイムはもの足りない部分もあるけど、3連戦で疲れがあった中である程度いい走りができた。(前週の福井では)前半の起き上がりの時間が長めにとれたので、今回も同じようなイメージで走った」と振り返った。
しかし、200メートルは左膝内側の軽い痛みと張りがあり、大事をとって棄権した。「疲れもあったし、無理をしてもしょうがない。冷静になってやめておこうと思った」と説明。10月に控える日本選手権で4年ぶりの優勝がかかる。「今季勝てば久々の優勝になる。日本一は自信にも来年のモチベーションにもなる。日本一を目指して頑張りたい」と力を込めた。(THE ANSWER編集部)