テニスの元世界女王である大坂なおみ(日本/日清食品)は、子供の頃からずっと見ていた人気アニメ『NARUTO -ナルト-』の主人公に共感していると語った。Tennis World USAが伝えて…

テニスの元世界女王である大坂なおみ(日本/日清食品)は、子供の頃からずっと見ていた人気アニメ『NARUTO -ナルト-』の主人公に共感していると語った。Tennis World USAが伝えている。【トーナメント表】全米OP女子シングルス【動画】大坂なおみ、勝利後に母親登場のサプライズ

22歳の大坂は言う。「落ちこぼれと思われていたナルトが努力する姿がかっこいいと子供心に思ったの。最初は相手にされなくて、でも彼は自分の価値をみんなに証明して見せて、みんなも彼を信じるようになる。彼のような意志の強さは、私にも少しあるかも」

岸本斉史によるマンガ「NARUTO -ナルト-」を原作とした同名のアニメは、落ちこぼれの忍者だった主人公・うずまきナルトが、里一番の忍を目指して、仲間たちと共に苦難を乗り越え成長していく物語だ。

その他にも大坂は、ロックダウン中はいつ大会が再開されるかもわからず、モチベーションを保つのは難しかったが、それでもテニスがもっと上達するよう努力を続けたと語った。

「何か、もっとうまくなりたいことを一つ決めるの。テニスなら、あまり得意じゃないスライスね。私たちテニス選手は、いつもは大会を目指してトレーニングする。だからそういうプランなしで練習するのは、本当に変な感じだった。モチベーションがわかない時もあったわ。いつになれば大会が再開されるのか、わからなかったから」

2018年「全米オープン」と2019年「全豪オープン」でグランドスラムを二連覇した大坂は、現在世界ランキング9位。今回の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月12日/ハードコート)では第4シードだ。前哨戦の「ウェスタン&サザン・オープン」準決勝で痛めた左太ももが心配されるが、「全米オープン」で3年連続となるベスト16を決めている。4回戦の相手は、第14シードのアネット・コンタベイト(エストニア)に決まった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での大坂なおみ

(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)