日本ハムの大谷翔平投手が今オフ、レンジャーズ・ダルビッシュ有と2年連続で合同自主トレを行う。■昨オフはパワーアップに成功、今オフは肉体強化&WBC球対策の伝授も!? 日本ハムの大谷翔平投手が今オフ、レンジャーズ・ダルビッシュ有と2年連続で合…

日本ハムの大谷翔平投手が今オフ、レンジャーズ・ダルビッシュ有と2年連続で合同自主トレを行う。

■昨オフはパワーアップに成功、今オフは肉体強化&WBC球対策の伝授も!?

 日本ハムの大谷翔平投手が今オフ、レンジャーズ・ダルビッシュ有と2年連続で合同自主トレを行う。

 昨オフは1日7食にも及ぶ徹底した食生活に加え、ダルビッシュとのウェート・トレーニングも敢行。体重を11月中旬から1か月半で7、8キロ増やし、1月上旬に人生初の100キロの大台に乗せた。

 春季キャンプ中に体重95キロへ落としたが、15年シーズンから2キロ増。シーズンでは持ち味である直球のMAXを3キロ更新する165キロをマークし、打撃でも自身初の大台突破となる22本塁打。パワーアップに成功した。

 大谷は今オフのトレーニングテーマを明かしていないものの、13年86キロ、14年92キロ、15年93キロ、16年100キロとオフのトレーニングで確実に増量してきた。過去には「(肉体改造は)絶対的に必要。体の強さがないと扱いにくい球がある」と明かしており、今オフも肉体をバージョンアップさせるのは間違いなさそうだ。

■同級生の藤浪も参加で相乗効果も?

 来年3月には世界一奪回がかかったWBCが控えている。WBC使用球はメジャーリーグで使う球と同じ。経験豊富なダルビッシュから、その滑りやすい球の“攻略法”の伝授されることもありそうだ。

 さらに、今オフの自主トレには阪神の藤浪晋太郎投手が参加予定。大谷にとっては1994年生まれの同級生、さらには来年3月のWBCでの選出が期待されるということもあり、さらなる相乗効果が期待される。

 2016年はダルビッシュとの合同自主トレにより圧倒的なパフォーマンスを見せた。メジャー挑戦がささやかれる2018年へ向けて、大谷翔平がどのような進化を見せるか注目だ。