ジャン=クレール・トディボもFCバルセロナを去る一人になりそうだ。クラブは収入を必要としており、20歳のフランス人センタ…

ジャン=クレール・トディボもFCバルセロナを去る一人になりそうだ。クラブは収入を必要としており、20歳のフランス人センターバックは、売却で現金化を図るための資産として見られている。
トディボはレンタル先のシャルケからジョアン・ガンペール練習場に戻った。陽性反応を示した新型コロナウイルスからも回復しており、トレーニングを積みながら去就を待っている。バルセロナはローンではなく売却の方針で動いている。
トディボの長い移籍話の中で、サービスを引き継ぐ“ポールポジション”に立つのが、昨シーズンのプレミアリーグで躍進したウォルバーハンプトン・ワンダラーズである。
ウルブスは、トディボの代理人でありイングランドにも精通するジョルジュ・メンデスと良好な関係を持っている。ポルトガルの敏腕代理人は、これまでにも、ジョアン・モウティーニョ、ルイ・パトリシオ、ディオゴ・ジョタ、ルベン・ネヴェス、監督のヌーノ・エスピリト・サントといった人材をクラブに導いてきた。そして今、彼らは若さとプロジェクションへの野心を継続することを決意しており、ジャン=クレール・トディボがフィットしている。
ウルブスはトッテナムにマット・ドハーティを1700万ユーロ(約21億4000万円)で売却したことで現金を手にした。バルサはトディボを2000万から2500万ユーロ(約25億円~31億4000万円)と評価している。
SPORT.esのジャーナリスト、セルヒオ・カプデビラは、ワンダラーズが2000万ユーロの移籍金を準備しているという情報を得ている。
いずれにしても、元トゥールーズの選手のバルセロナでの短い旅は終わりに近づいている。