スペインの日刊紙『El Mundo』によると、地元カタルーニャ警察がバルセロナの裁判所に報告書を提出したところ、I3 Ventures社との契約に汚職の疑いがあるとの見解を示したという。 警察は、クラブが内部の方針を無視してI3 Ventu…

スペインの日刊紙『El Mundo』によると、地元カタルーニャ警察がバルセロナの裁判所に報告書を提出したところ、I3 Ventures社との契約に汚職の疑いがあるとの見解を示したという。
警察は、クラブが内部の方針を無視してI3 Ventures社に市場価格の600%以上の高額な金額を支払ったことを認め、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長の元右腕ジャウメ・マスフェラーを解雇したのは単なる“状況”に過ぎないと主張している。
同紙によると、カタルーニャ州の警察モスズ・ダスクアドラの報告書には、違法な運営に関連した犯罪の可能性が示唆されており、人身売買の具体的な例が存在しているという。
また、コンサルタントのプライス・ウォーターハウス・クーパースが行った内部調査は、決定的なものではないと付け加えている。7月には警察モスズの数名がバルサのクラブ事務所を家宅捜索し、I3 Ventures社との契約に関連する書類を押収した。