モンツァサーキットで4日、F1第8戦イタリアGPが開幕し、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイム、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が2番手で、メルセデスがワンツーで初日を締めくくった。今シーズン3度目の3連戦の中堅を担うのは高速コー…

モンツァサーキットで4日、F1第8戦イタリアGPが開幕し、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイム、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が2番手で、メルセデスがワンツーで初日を締めくくった。

今シーズン3度目の3連戦の中堅を担うのは高速コースで有名なイタリア・モンツァサーキット。パワーユニットが生み出す出力も大切だが、最高速度重視のセッティングでダウンフォースが減らされるため、シビアなコーナーリングが必要となり、フリー走行でも多くのマシンがコースを飛び出す場面が見られた。

フリー走行1回目はバルテリ・ボッタス、ルイス・ハミルトンのメルセデス勢がワンツー。その後ろにはホンダ勢が並び、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)、ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)の4台がボッタスから1秒以内の差でセッションを終えた。

フリー走行2回目の序盤はガスリーがトップに立っていたが、ちょうど30分が過ぎた辺りからソフトタイヤを履いてのタイムアタックが行われ、ここでハミルトンが1分20秒192記録してトップに浮上。ボッタスが1分20秒454で2番手につけた。ガスリーは3番手。そしてフェルスタッペンが4番手に浮上してきた。その後決勝レースを見据えたロングランが行われる中、残り5分でランド・ノリス(マクラーレン)がタイムアタックを開始し、1分21秒089で3番手に浮上してきた。

最終的にこれ以上タイムを更新する者は現れず。フリー走行2回目のトップはハミルトン、2番手ボッタス、3番手ノリス、以下ガスリー、フェルスタッペン、カルロス・サインツ(マクラーレン)、クビアト、ランス・ストロール(レーシングポイント)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)と続き、ホンダ勢がトップ10に3台入る結果となった。

もうひとりのホンダ勢、アルボンは14番手。4度のワールドチャンピオン、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は12番手だった。

イタリアGPは5日にノックアウト方式の公式予選が行われ、決勝レースは6日の日本時間22時10分にスタートし、53周で争われる。

■イタリアGP フリー走行2回目結果
1. ルイス・ハミルトン(メルセデス)/1分20秒192
2. バルテリ・ボッタス(メルセデス)/1分20秒454
3. ランド・ノリス(マクラーレン)/1分21秒089
4. ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)/1分21秒121
5. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)/1分21秒228
6. カルロス・サインツ(マクラーレン)/1分21秒313
7. ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)/1分21秒376
8. ランス・ストロール(レーシングポイント)/1分21秒389
9. シャルル・ルクレール(フェラーリ)/1分21秒503
10. セルジオ・ペレス(レーシングポイント)/1分21秒594
11. エステバン・オコン(ルノー)/1分21秒697
12. セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)/1分21秒733
13. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)/1分21秒786
14. アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)/1分21秒883
15. ダニエル・リカルド(ルノー)/1分22秒080
16. ケビン・マグヌッセン(ハース)/1分22秒088
17. キミ・ライコネン(アルファロメオ)/1分22秒147
18. ロマン・グロージャン(ハース)/1分22秒254
19. ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)/1分22秒825
20. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)/1分22秒927