錦織 大会会場で早々に練習。「レッドクレーと空の青のコントラスト、美しい」

9月8日開幕の「ATP250 キッツビューエル」で、約1年ぶりに復帰する錦織圭（日本／日清食品）。現地3日にオーストリアに到着し、早々に大会会場で練習をした。【実際の動画】錦織の大会会場での練習の様子。「レッドクレーと空の青のコントラスト、美しい」【実際の動画】錦織が機内から撮影した、雄大なアルプスの山々

錦織は日本時間3日の11時頃に「See you later Florida」と、出国することをTwitterに投稿。その後日本時間同日20時頃には、機内から見えるアルプスの雄大な山々の動画を投稿していた。そして23時半過ぎには、大会会場での練習風景を動画と写真でアップしている。

フロリダとオーストリアでは6時間の時差があるが、出国から約12時間後には時差ボケも気にせず練習したことになる。

キッツビューエルはアルプス山脈東部に位置し、スキーリゾート地としても有名。大会会場も綺麗な山々に囲まれている。

そんな中で、到着初日ということもあり、軽く打ち合う練習をした。アップした動画と写真には「この写真、何度も何度も見てしまう。コートに戻って来たことがそれだけでとにかく嬉しい」、「レッドクレーと空の青のコントラスト、美しい」、「ううう…オンコート姿…感無量です」といった試合を待ちわびるコメントが多数寄せられている。

同大会は9月8日に開幕。現在行われている「全米オープン」の2週目と、同じタイミングでの開催だ。この大会はエントリーリストが公開された際、当時のトップ20から10人がエントリーしており、ATP250カテゴリとしては豪華な顔ぶれだと話題になった。

だが、「全米オープン」で2週目まで勝ち残った選手は、必然的にこの大会には出場できなくなるため、実際の出場選手は予定からは変更となる見込み。

1年ぶりの公式戦となる「ATP250 キッツビューエル」。錦織の久しぶりのプレーが待ちきれない。

（テニスデイリー編集部）

※写真は2019年「全仏オープン」での錦織

(photo by Jon Bromley/Action Plus via Getty Images)