フランクフルトは3日、アディ・ヒュッター監督(50)との契約延長を発表した。契約期間は2023年6月までとなる。 なお、アシスタントコーチのクリスティアン・パインティンガー氏、アルミン・ロイタースハーン氏とも同期間の契約を結んだとのことだ。…

フランクフルトは3日、アディ・ヒュッター監督(50)との契約延長を発表した。契約期間は2023年6月までとなる。

なお、アシスタントコーチのクリスティアン・パインティンガー氏、アルミン・ロイタースハーン氏とも同期間の契約を結んだとのことだ。

オーストリア出身のヒュッター監督は、ザルツブルクの下部組織で指導者キャリアをスタート。2014年7月から2015年6月まではザルツブルクで指揮を執ると、2015年9月から2018年6月まではスイスのヤング・ボーイズを指揮。2018年7月からフランクフルトを指揮している。

2018-19シーズンはブンデスリーガで7位の結果を残すと、2019-20シーズンはヨーロッパリーグにも出場。その影響もありリーグ戦では低迷したが、徐々に盛り返すと最終的には9位でフィニッシュ。ヨーロッパリーグはラウンド16まで勝ち残っていた。

ヒュッター監督は会見で「とても満足している。この契約延長は2023年まで私とコーチングチームが機能するということだ。一番大事なのは信頼を感じること、困難な局面でも前向きなやり取りがあった」とクラブから信頼されての契約延長を喜んだ。

また、「私はアイントラハトのような、感情に富んだ伝統的なクラブが好きだ。道の選手を育てること、そしてその一方でスポーツ面への意欲を維持することへの挑戦が想像できる。でも、我々はリーグについてよく知っている」とチームの方針も好ましいと語った。

さらに、「私は単なるトレーニングのトレーナーではなく、間違いなく開発者だ。若い選手だけではなく、26や27、そして長谷部誠などのベテランと一緒に仕事をするのは本当に楽しい。選手たちがハングリーでいることが重要だ」と語り、チームや選手を育てて成長させることが役割であると語った。