たった1つのミスが失点に直結するゴールキーパー(GK)というポジション。当然ながらGKがゴールを決めることはほとんどなく…

たった1つのミスが失点に直結するゴールキーパー(GK)というポジション。当然ながらGKがゴールを決めることはほとんどなく、ストライカーやドリブラーに比べて目立ちにくい部分もある。

しかし、裏を返せばセーブひとつでチームを救うこともできる、勝敗のカギを握るポジションとも言える。今回の企画『Unbelievable Saves』(信じられないセーブ)では、各クラブの守護神たちが見せた驚きのセーブを紹介していく。

今回は、ポーランド代表GKウカシュ・スコルプスキがボローニャで見せたスーパーセーブだ。

ポーランドのグールニク・ザブジェでプロデビューを果たしたスコルプスキは、2013年に加入したローマでセリエAデビュー。その後レンタルで加入したエンポリでの活躍を受け、2018年、現在は日本代表DF冨安健洋も所属するボローニャに移籍した。

そんなスコルプスキは、2020年7月5日に行われた、セリエA第30節インテル戦では好セーブを連発し、チームの勝利に貢献している。

0-1とインテルリードの28分、左サイドでボールを持ったDFアシュリー・ヤングが冨安を抜き去りボックス内に侵入し、角度の厳しいところから強烈なシュートを放つ。スコルプスキはこれを好反応でセーブし、コーナーキックに逃れた。

さらに62分、インテルがPKを獲得。するとスコルプスキはキッカーのFWラウタロ・マルティネスのシュートを弾くと、こぼれ球をつめてきたMFロベルト・ガリアルディーニのシュートも素早く体勢を立て直し、これもセーブする。

これで流れが変わったのか、2-1と逆転に成功して迎えた終了間際の93分、今度は、FWロメル・ルカクのポストプレーからボックス内で、FWアレクシス・サンチェスがシュートを放つ。スコルプスキはこれも素晴らしい反応で枠外に弾き、大ピンチを救った。

スコルプスキのPKストップを含む度重なるセーブで、追加点を与えなかったボローニャは、そのまま2-1で見事強豪相手に勝利を収めている。