セビージャ移籍のクロアチア代表MFイバン・ラキティッチがクラブの公式メディアを通じて、決意を新たにした。 2019-20…

セビージャ移籍のクロアチア代表MFイバン・ラキティッチがクラブの公式メディアを通じて、決意を新たにした。

2019-20シーズン前に移籍の可能性が囁かれながら最終的にバルセロナ残留を決断したラキティッチ。今夏もその状況が続き、ロナルド・クーマン新監督の構想から外れると、1日に2011〜2014年まで過ごしたセビージャ復帰が決定した。

そのラキティッチは今回の移籍が決まるまで新天地候補がほかにも挙がったが、バルセロナを去るとなれば、6年ぶりのセビージャ復帰しか考えていなかったようだ。

「家に戻れてすごく嬉しいし、ワクワクする。僕らが望む形ですべてがうまくいき、すごく感謝している。フットボールが急速に発展するなかで、僕の復帰も近づいている感覚があった。でも、それは僕にとって、常に最優先事項だったんだ」

また、「(シャルケから加入の)9年前とは状況が違う。何よりチーム状況や雰囲気もね。今季のチームはチャンピオンズリーグ(CL)を戦うが、僕は幸いにもその意味を知っている」と述べると、昨季のラ・リーガ4位だったチームをさらなる上位に導く意欲を示した。

「トップ6の現状に敬意を払っているが、ラ・リーガやCLで次のステップに進みたい。必要以上にプレッシャーもかけたくないが、それが何を意味するのかもわかっている。進みたい道も定まっているから、そこに向かっていきたい」

そして、かつてセビージャで共闘した元スペイン代表FWホセ・アントニオ・レジェス(享年35)の誕生日である1日に復帰が決定したラキティッチは

「すべてが完了した日は彼の誕生日だった。言葉で言い尽くせないほどの瞬間だ。ホセの存在がどれほどのものだったのかを僕らの誰もが知っている」

「彼は特別な才能を持ち、みんなと仲も良かった。彼はきっと僕のことを見てくれている。彼の幸せな姿を見ることができれば。もちろん、この移籍の多くは彼のためだ」