現地1日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会2日目。男子シングルス1回戦で世界88位の杉田祐一(日本/三菱電機)が、世界42位のユーゴ・アンベ…

現地1日の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)大会2日目。男子シングルス1回戦で世界88位の杉田祐一(日本/三菱電機)が、世界42位のユーゴ・アンベール(フランス)と対戦。杉田は3-6、4-6、3-6のストレートで敗れ、1回戦敗退となった。【トーナメント表】全米OP男子シングルス

第2セットを終えた時点で杉田のファーストサーブの成功率は55%と低く、エースは2本しかない。しかし、ネットに出たときのポイントは5本中5本獲得できており、なんとか打開策を見出したいところ。

2セットダウンとされて迎えた第3セットも、杉田のサービスゲームからスタートした。そしてここでも第1ゲームでいきなり2本のブレークポイントを握られると、1本はしのいだものの続くラリーでウィナーを決められてしまい、またも序盤で1ブレークダウンと追う立場となった。

杉田は第2、第4ゲームで0-30とポイントリードする場面がありながらも相手のサーブに苦しめられ、ブレークポイントを握るまで至らない。

第7ゲームでマッチポイントをしのぐと、続く相手のサービング・フォー・ザ・マッチで、遂にこの試合初めてのチャンスを作り、ブレークに成功。意地を見せる。

だが、次のサービスゲームでもう一度ブレークを喫してしまい、ストレートで敗れた。

勝利したアンベールは、2回戦で第6シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と対戦する。ベレッティーニは添田豪(日本/GODAI)を破っての勝ち上がり。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年の「デビスカップ」での杉田祐一

(Photo by Oscar J. Barroso / AFP7 / Europa Press Sports via Getty Images)