レオ・メッシのバルサ退団の意思表明により起きたバルサ危機に水曜(2日)、新たな展開が訪れる。 レオ・メッシの父ホルヘ・メ…
レオ・メッシのバルサ退団の意思表明により起きた“バルサ危機“に水曜(2日)、新たな展開が訪れる。
レオ・メッシの父ホルヘ・メッシがアルゼンチンのロサリオからプライベートジェットでバルセロナへ出発したとアルゼンチンのメディア『TyC Sports』が報道した。
『TyC Sports』はメッシが離脱の意思をバルサに伝えたといち早く報道したメディアでもある。
アルゼンチン人ジャーナリストのニコ・シンゲル氏によると、ホルヘ・メッシは1日(火)の午後12時30分(スペイン時間17時30分)にアルゼンチンのフィッシャートン空港を出発し、2日(水)の6時15分にエル・プラットに着陸する予定だという。
アルゼンチンのメディアは、父親ホルヘのバルサ訪問の目的がバルサの会長ジョゼップ・マリア・バルトメウとの会談であるとし、メッシサイドとクラブとの希望の食い違いを紐解き、選手の今後を決定するための対談が2日に行われると述べている。
レオ・メッシは3日連続でシウタット・エスポルティーバ練習場に姿を現しておらず、日曜日にPCRテストの実施で始まったプレシーズンにも不参加の状態である。
同選手は契約書に記載されている解放条項条項を利用し、今夏限りでバルサ退団を希望する意思を貫いている。
一方で、クラブは6月10日を過ぎた時点でフリーで離脱できる期間は終了していること主張している。
選手筋とクラブ筋の情報源によると、バルトメウ会長はメッシに更新のオファーを引き続き行い、7 億ユーロ(約884億円)の違約金を支払う場合にのみ放出を検討する。他方で、ホルヘ ・ メッシは解放条項を利用しフリーで移籍する為にバルトメウ会長を説得したい考えだ。