どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが…

どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。

今回はフェネルバフチェの元トルコ代表FWメブリュト・エルディングがパリ・サンジェルマン(PSG)で決めた最初のゴールだ。

トルコ生まれフランス育ちのエルディングは、2005年にソショーでプロキャリアをスタート。低迷するクラブでエースとして1人気を吐く活躍を見せると、2009年にPSGに引き抜かれた。

在籍した2年半で公式戦110試合30ゴールを記録したエルディングだが、記念すべきPSG初ゴールは、2009年8月15日に行われた、リーグ・アン第2節のル・マン戦で決めたゴールだった。

0-1とル・マンにリードされて迎えた33分、相手ディフェンスライン上でボールを受けたエルディングはそのままドリブルでボックス内に侵入。一瞬のフェイントと鋭い切り返しで相手を揺さぶり、シュートコースを作ると、左足で強烈なシュート。低めにコントロールされたシュートはゴール右ネットに決まり、見事なクラブ初ゴールとなった。

この同点弾が試合の流れを変えたのか、後半逆転に成功したPSGが3-1で勝利している。