バルセロナのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(33)がインテル移籍に向かっている模様だ。 2018年からバルセロナに加わ…

バルセロナのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(33)がインテル移籍に向かっている模様だ。

2018年からバルセロナに加わり、技巧派が集う中盤で持ち前のファイターぶりを生かして異彩を放つビダル。2019-20シーズンも公式戦43試合で使われ、8得点3アシストの数字を残した。

しかし、12年ぶりの無冠に終わったバルセロナは再建に乗り出すと、一手としてロナルド・クーマン新体制を発足。クーマン監督の構想に含まれていない主力数名が明るみになっている。

その戦力外候補にはウルグアイ代表FWルイス・スアレスやクロアチア代表MFイバン・ラキティッチが含まれ、バルセロナとの契約が2021年6月末まで残っているビダルも挙がっている。

イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、そんなビダルはインテルと年俸600万ユーロ(約7億5000万円)の2年契約+1年延長オプションで個人合意に達したという。

ユベントス時代に師事したアントニオ・コンテ監督が率いるインテルは経験豊富なMFの獲得にシフトしたとされ、チェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテとともにビダルの名前も挙がっている状況だった。

なお、ビダルの代理人は契約を破棄してのゼロ円移籍を求めて、バルセロナとの交渉に入っている様子。インテルは始動する7日までにビダルの移籍を完了させたい意向とのことだ。