ダスティン・ジョンソンが土壇場で奇跡的パット、米ファン興奮「現実と思えない」 米男子プロゴルフ(PGA)ツアーのプレーオフ・シリーズ第2戦、BMW選手権の最終日が30日(日本時間31日)に行われ、世界ランク1位ダスティン・ジョンソン(米国)…
ダスティン・ジョンソンが土壇場で奇跡的パット、米ファン興奮「現実と思えない」
米男子プロゴルフ(PGA)ツアーのプレーオフ・シリーズ第2戦、BMW選手権の最終日が30日(日本時間31日)に行われ、世界ランク1位ダスティン・ジョンソン(米国)は同2位ジョン・ラーム(スペイン)とのプレーオフ(PO)で敗れた。しかし、POに持ち込んだ最終18番の“スネークパット”に米ファンは興奮。PGAツアー公式インスタグラムが動画を公開すると、「別次元だ」「ふざけてる」と反響が集まっている。
土壇場で世界最高峰の技術を見せつけた。最終18番、ラームを1打差で追うジョンソン。第2打はピンまで13メートルを残し、起伏のあるグリーン。入れなければ負けとなる絶体絶命の場面だ。ジョンソンはピン左方向へ、そっとパットを放つ。動き出したボールは、少し傾斜を上った後、今度はスライスしながらゆっくりと下っていった。
ボールの進行方向はカップ右。このまま外れていきそうだったが、ここから左に曲がっていき、ド真ん中からカップに吸い込まれた。見事なスネークラインを読み切り、右人差し指を天に突き上げたジョンソン。土壇場のバーディーで通算4アンダーとし、POに持ち込んだ。
奇跡的なスーパーパットの動画を公開したPGAツアーは「信じられない!」と投稿。米ファンからは「ダスティンが最も感情を表現した場面を見たよ」「別次元だ」「なんてパットなんだ!」「ふざけてる(笑)。読み切ったのか!?」「5フィートくらい短いと思ったけど……」「現実のものとは思えない」と驚愕する様子のコメントが相次いでいる。
PO1ホール目にラームが66フィート(約20.1メートル)のバーディーパットを沈め、劇的Vを飾った。ジョンソンは敗れたものの、最高峰の技でファンを魅了したようだ。(THE ANSWER編集部)