新型コロナウイルスの流行によって、日々の生活が一変してしまい、慣れない生活を強いられている人がいまだに多くいらっしゃる…


 新型コロナウイルスの流行によって、日々の生活が一変してしまい、慣れない生活を強いられている人がいまだに多くいらっしゃるかと思いますが、これからの「Withコロナ」の時期を迎えるにあたり高めておきたいのが免疫ですよね。

さらに今年は、家で過ごす人が増えており近年増加傾向にある家中の熱中症の懸念も例年以上に高くなっております。そこで本記事では、株式会社ミソド(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:藤本智子)が考案した、「免疫力」「熱中症」というこの夏の心配ごとを解消するための「#夏みそ汁」レシピをご紹介しますので、ぜひ、日々の食事に取り入れてみてください。

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味噌汁の驚くべき効果効能 https://cocokara-next.com/food_and_diet/effect-efficacy-surprising-miso-soup/

豊富な栄養をもつ味噌。「みそ汁」なら食材の栄養素もいっぺんに摂取できる

味噌には『タンパク質』『糖質』『脂質』という生きていく上で欠かせない3大栄養素のほかに、ミネラル(ナトリウム、カリウム、カルシウム、鉄など)、ビタミン(ビタミンB群、ビタミンE)などが含まれています。さらに「みそ汁」として調理することで、味噌そのものの栄養素に加えて、具沢山の様々な食材から多くの栄養素をいっぺんに簡単・手軽に摂取する事ができます。


今年の夏はおみそ汁で免疫維持、他の発酵食品にはない利点とは?


コロナウイルスの流行で、発酵食品に注目が集まっていますが、みそ汁には他の発酵食品にはない特徴があります。そう教えてくれたのは、管理栄養士・フードコーディネーター北嶋佳奈さん。

例えば、その一つとして腸内環境を整える効果が期待できるというものがあります。味噌に含まれる乳酸菌やオリゴ糖、味噌の発酵によって現れる茶褐色色素「メラノイジン」や、具材から摂取できる食物繊維を摂取することで、腸内環境を整えてくれるのです。なお、免疫細胞はタンパク質から作られるため、タンパク源(豆腐や油揚げ、肉など)を加えるとより一層効果的ですよ。

また、味噌に含まれるメラノイジンや、具材に含まれる抗酸化物質が活性酸素の増加による体へのダメージを防ぐことにより、免疫機能の維持をサポートしてくれるという効果もあります。

このように、みそ汁を食べることは、他の発酵食品に比べ、免疫維持の観点で様々な利点があります。特に、ヨーグルトやキムチなどの発酵製品にはない『メラノイジン』は味噌の大きな特徴です。

北嶋佳奈(管理栄養士・フードコーディネーター・株式会社Sunny and代表取締役)

料理本出版、レシピ・メニュー開発、コラム執筆、イベント・各種メディア出演など幅広く活躍中

また、感染症の専門医の水野泰孝さんは次のように語っています。「様々なウイルスが活発化する秋冬に備え、この夏は正しい食生活を通じ免疫力を高めた身体づくりが肝心。多くの食材や適度な塩分を摂取できる「みそ汁」はそんな正しい食生活に適したフードです。」今の時期から食生活を整え、ウイルスが活性化する季節に備えておくことが重要なのですね。

水野泰孝(グローバルヘルスケアクリニック院長)

感染症専門医。主な研究領域は熱帯感染症、渡航関連感染症。前・東京医科大学准教授、同大学病院感染制御部長。2019年6月より現職。最近は新型コロナウイルス関連でテレビ・ラジオ出演、雑誌取材など多数。

熱中症対策にもなる、おみそ汁の底力!

連日の猛暑の影響で、8月に入り熱中症の搬送者が急増していますが、コロナ禍で家にいる時間が増え、近年増加傾向にある家中での熱中症にも注意が必要です。(下図)


さらに今年は、マスクの着用による熱中症にも要注意とのこと。そう教えてくれたのは、脱水症・熱中症の専門家の谷口英喜さん。

谷口さんは、「マスク着用機会が多い今年の夏は、水分を摂る機会が自ずと減少するほか、口もとが熱源になり身体が熱くなりやすいため脱水症のリスクがとても高くなります。更に外出自粛による運動不足の影響で、水分を蓄える働きを持つ筋肉が衰えている可能性もあり、例年にも増して注意が必要です。」と注意を促しています。

そんな熱中症対策にも、おみそ汁は効果を発揮します。味噌&汁物なので熱中症予防に重要な、塩分と水分を同時に摂取できるうえ、汗と一緒に流れ出るミネラルや、代謝によって失われるビタミンの補給ができます。また、豆腐や油揚げ等の具材からもタンパク質の補給ができ、暑さによる体力低下の改善が期待できますし、酸味のあるものや薬味、スパイスなどを用いることで、食欲が落ちやすい夏でもしっかり食べられ、夏バテ予防にも効果的です。

谷口英喜(済生会横浜市東部病院 患者支援センター長/栄養部部長)

脱水症・熱中症の専門家。「教えて!『かくれ脱水』委員会」副委員長も務める。著書「熱中症・脱水症に役立つ 経口補水療法ハンドブック 改訂版」「イラストでやさしく解説!「脱水症」と「経口補水液」のすべてがわかる本」など多数。

この夏に欠かせないマルチ・ヘルシーフード「#夏みそ汁」の紹介

最後に、「免疫力」「熱中症」という今年の夏の心配ごとを解決してくれる「#夏みそ汁」のレシピを紹介します。電子レンジや顆粒だしをうまく利用しているため短時間で作ることができ、火を使わずに作れるので、夏場でも涼しく調理することが可能です。ぜひ、普段の食事に取り入れてみてください。こちらのレシピは人気料理研究家のMizukiさんが開発されています。

【トマトときのこの冷やしみそ汁】


▼材料(2人分)
トマト…1個
しめじ…1/2袋
えのき…50g
大葉…3枚
水…200ml
顆粒だし…小1/2
味噌…大1
氷水…200ml
白ごま…適量

1.トマトは一口大に切る。しめじは石突きを取ってほぐす。えのきは石突きを取って長さを半分に切る。大葉は千切りにする

2.耐熱ボウルにしめじ、えのき、水、顆粒だしを入れる。ふんわりラップをかけ、600wのレンジで3分加熱する

3.味噌を溶き入れ、トマトと氷水を入れて混ぜる

4.器に盛り、大葉と白ごまをトッピングする

Mizuki(料理ブロガー・料理研究家・スイーツコンシェルジュ)

レシピブログアワード3年連続総合グランプリ受賞。LINE OF THE YEAR 2018 話題賞受賞。企業のレシピ開発、雑誌、TV、WEBメディアで活動中。簡単・時短・節約をコンセプトにレシピを制作している。

その他の「夏みそ汁」レシピはミソドのホームページからご覧になれます。
https://miso-press.jp/feature/dish/11187/

[レシピ提供:株式会社ミソド]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません

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