どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。 今回はU-19イタリア代表FWセバスティアーノ・エスポージトがインテルで決…

どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。

今回はU-19イタリア代表FWセバスティアーノ・エスポージトがインテルで決めた最初のゴールだ。

2014年にブレシアからインテルの下部組織に加入したエスポージトは、186cmの恵まれた体躯に加え、テクニックやスピード、得点感覚も兼ね備えた万能型ストライカーとして、10代前半からその才能を遺憾なく発揮し、2019年にプロデビューを果たしている。

そんなエスポージトの記念すべきインテル初ゴールは、2019年12月21日に行われた、セリエA第17節、ジェノア戦で決めたPKからのゴールだった。

この試合でインテルのファーストチーム初の先発出場を果たしたエスポージト。すると2-0とインテルリードの64分、MFロベルト・ガリアルディーニがボックス内で倒されてPKを獲得する。チームのPKキッカーを務めていたのはFWロメル・ルカクだが、同選手はこの日初先発のエスポージトにボールを渡し、PKを譲る漢気を見せた。

先輩からPKを譲ってもらったエスポージトは、これをしっかりとゴール左へ決め、初先発でトップチーム初ゴールを決めてみせた。

試合はその後も追加点を奪ったインテルが4-0で大勝している。