スペインのスーパースターであるラファエル・ナダル(スペイン)は、彼のテニスのキャリアを通して素晴らしい活躍を続けてきた。多くの記録を打ち立て、最も偉大なアスリートの一人と認められている。だから…

スペインのスーパースターであるラファエル・ナダル(スペイン)は、彼のテニスのキャリアを通して素晴らしい活躍を続けてきた。多くの記録を打ち立て、最も偉大なアスリートの一人と認められている。だからスペインでトップの雑誌の表紙に起用されても、何ら不思議はないだろう。ナダルが「GQ」スペイン版の表紙に登場したと、ウェブメディア Essentially Sportsが伝えている。【実際の写真】GQ誌の表紙を飾ったナダル

そのインタビューで、ナダルは様々な分野の話題に答えている。 怖れに打ち勝つ方法、家族について、そして勝利についてなど。ファンならきっととても知りたい内容だろう。

現在、彼はスペインのマヨルカにある自宅にいる。もしテニス界が例年通りであったら、アメリカで「ATP1000 ウェスタン&サザンオープン」に出場していただろう。だが今年は新型コロナウィルスのパンデミックのせいで、例年通りのことなど一つもなくなってしまった。そして、それが原因で、ナダルはアメリカでの大会を欠場することになった。

ナダルは声明を出し、アメリカでのイベントを欠場する理由は、ウイルスの感染拡大はまだ抑えられておらず、今はまだアメリカに渡航するのは安全だと思えないから、と述べている。だが、彼が欠場を決めた理由はそれだけではない。

インタビューでナダルは、新しく出された日程ですべての大会に出場すれば、大変な疲労が避けられず、いくつかの大会への欠場を余儀なくされた、と語った。テナダルがキャリアを通じてたくさんの怪我に苦しんできたことを思えば、当然かもしれない。

ナダルは「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8 月31日~9月13日/ハードコート)終了後すぐに始まるクレーコートの大会に参戦するだろう。クレーは彼の最も得意とするサーフェスだ。彼が再びそこで圧勝する姿を見られることを期待している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「全仏オープン」でのナダル

(Photo by Clive Mason/Getty Images)