昨年に現役を引退した元フランス代表DFパトリス・エブラ(39)がひっそりと現役復帰を果たした。イギリス『SPORT BI…

昨年に現役を引退した元フランス代表DFパトリス・エブラ(39)がひっそりと現役復帰を果たした。イギリス『SPORT BIBLE』が伝えている。

これまでモナコやマンチェスター・ユナイテッド、ユベントス、マルセイユといった名門クラブで活躍したエブラは、ウェストハム退団から1年が経った昨夏に現役引退を発表。現在は指導者転身に向け、イングランドでコーチングライセンス取得に励んでいる。

しかし、先週末にエブラは、イングランド11部ミドルセックス・カウンティ・リーグに所属するブレンサムFCでプレーしている姿を一般人によって発見されることになった。

『SPORT BIBLE』によると、エブラは2-3で敗れたノース・グリーンフォード・ユナイテッド戦に11番を背負い、左ウイングのポジションでプレーしたという。試合全体を通したプレーの出来は不明だが、SNSに投稿された動画にはおしゃれなヒールパスを見せる場面もあった。

なお、同試合後にエブラは自身の公式『ツイッター』に、自身のプレーを映した動画が載った投稿を引用リツイート。

さらに、「一緒にプレーさせてくれたみんな、ありがとう。今日は良い一日になったよ。ギグシー(ライアン・ギグス)、心配しないで。君の番号(11番)に敬意を示し、できる限り最高のプレーをしたよ」と、ユナイテッドの元同僚を引き合いに出したジョークも見せた。

今後、エブラが定期的にブレンサムFCでプレーするかは不明だが、現役引退から1年間が経ち、39歳のサッカー小僧のプレーヤーとしての熱が高まっていることは間違いなさそうだ。