レオ・メッシの退団騒動の真っ只中にあるFCバルセロナにとって、さらに悪いニュースがある。今回はイタリアの『Corrier…

レオ・メッシの退団騒動の真っ只中にあるFCバルセロナにとって、さらに悪いニュースがある。今回はイタリアの『Corriere dello Sport』が、バルサの今夏のターゲットの一人であるラウタロ・マルティネスが、メッシの件でカタルーニャのクラブとの契約を望んでいないと報じている。
バルサは監督クーマンの構想外となったルイス・スアレスの後釜としてラウタロ獲得を望んでいた。しかし、メッシが契約を破棄して退団することをクラブに伝えてからのクラブの状況は、ラウタロに自分の立場を再考させ、カンプ・ノウへの移籍を望まないことを決断させることにつながっている。
さらに、アントニオ・コンテがインテル残留を決断したことで、ラウタロとの契約更新に有利な状況にあるようだ。
アルゼンチン人FWは現在、2023年までの契約を結んでいる。同選手には1億1,100万ユーロ(約133億2,000万円)の契約解除条項があったが、7月に期限切れとなっている。それは、インテルが同選手に望む価格をいくらでも要求できることを意味している。
ラウタロは2018年にラシン・クラブからインテルに加入し、今季は49試合で21ゴールを記録。ロメロ・ルカクとの強力な関係を築いている。
彼のパフォーマンスのおかげで、インテルは昨季セリエAの首位ユヴェントスとの勝ち点差をわずか1に縮め、ヨーロッパリーグの決勝戦にも進出した(決勝ではセビージャに敗戦)。
ラウタロの数字とプレースキルはバルサの目に留まり、彼らは次のビッグスターの一人になると考えていたが、メッシの爆弾発言は、その計画をズタズタにしてしまったようだ。